「単なるお色気イベントだろう」——そう高を括って会場を訪れた初見の観客ほど、試合が始まった瞬間に言葉を失う。リング上の攻防には、長年の女子プロレスの伝統と高度なパフォーマンス技術がしっかりと組み込まれているからだ。技の受け方、マイクパフォーマンスの間、観客との掛け合い。すべてが計算し尽くされたプロの領域にある。
主催側が頑なに守り続けているのは「絶対に観客を退屈させない」という鉄則だ。音楽ライブ、バラエティ要素、時にはグラビアアイドルや現役レスラー、お笑い芸人までが同じリングに入り乱れる。異ジャンルが交差するカオスな空間づくりこそ、CPEが長年生き残ってきた最大の武器と言える。