自身の渡米劇や英語習得の苦悩、日米の価値観の違いをユーモアたっぷりに綴ったエッセイ『HI, HOW ARE YOU』の商業的成功も、無視できない収益源の一つだ。発売直後から大きな話題を呼び、重版を重ねた同作からの印税収入は、彼の経済的余裕を一段と押し上げた。
さらに、相方である又吉直樹との絆も間接的な支えとなっている。芥川賞作家として確固たる地位を築いた又吉とのコンビ「ピース」は解散しておらず、活動休止中という扱いを保ち続けている。コンビとしての著作権や過去の映像アーカイブ、将来的な再結成プロジェクトへの期待感そのものが、吉本興業内での綾部のバリューを担保し続けている側面は否定できない。