Q1:メコバラミン(ビタミンB12)を飲めば、すぐに神経痛の痛みは消えますか?
A1:即効性は期待できません。メコバラミンは痛みを化学的に遮断する鎮痛薬ではなく、傷ついた神経の鞘(髄鞘)を修復するための栄養素です。生体が神経組織を再構築するには物理的な時間が必要となるため、効果を実感するまでには少なくとも2〜4週間程度の継続服用が目安となります。激しい痛みを今すぐ抑えたい場合は、急性期に限り解熱鎮痛剤を併用するか、医師に相談してください。
Q2:坐骨神経痛に効く湿布と飲み薬は、どちらを優先して選ぶべきですか?
A2:基本的には「内服薬」を主軸に据えるのが合理的です。坐骨神経は人体のなかで最も太い神経であり、骨盤の深部や分厚い殿筋の奥深部を走行しています。市販の湿布薬の有効成分が皮膚から浸透できる深さには限界があるため、深部の神経そのものへの作用は限定的です。ただし、神経痛によって二次的に生じるお尻や腰の筋肉のこわばりをほぐす目的であれば、湿布の併用は非常に有用です。
Q3:ドラッグストアで第1類医薬品の鎮痛剤を買う際、薬剤師から何を確認されますか?
A3:過去の医薬品副作用歴、現在患っている基礎疾患(とくに胃潰瘍、喘息、腎臓・肝臓病、心臓病)、現在服用中の他の医薬品との飲み合わせを確認されます。また、神経痛に対して長期間漫然と鎮痛薬を飲み続けようとしていないか、受診が必要なレッドフラグ(麻痺や膀胱直腸障害など)がないかもチェックされます。安全かつ適切な選択のために、ご自身の自覚症状をありのまま伝えてください。