営業当時の口コミサイトや地元コミュニティ掲示板をアーカイブ調査すると、利用者が寄せていた熱量の高いメッセージが数多く確認できます。「近隣の高校・大学から自転車で直行できた唯一の深夜スポット」「雨の日のデートといえばここしかなかった」といったアクセスの良さを称える声が過半を占めていました。
一方で、営業末期には施設設備の経年劣化を指摘するリアルな証言も散見されます。かつての常連客が記したレビューには、以下のような実感が綴られていました。
「ボウリングのレーンコンディションにムラが出始めていたり、メダルゲームの液晶が一部焼き付いていたりと、時代の移り変わりを感じていた。それでもスタッフがアットホームで、景品が取れないときに声をかけてくれる温かさがあった」(元常連客の手記より)
営業終了の報が駆け巡った直後、SNS上では「青春の1ページが完全に消えた」「これからどこでボウリングを投げればいいのか」という惜別の声が溢れ返りました。利用客にとってそこは、単なる遊技場ではなく、友人や家族と身体を動かし感情を共有したかけがえのない記憶の保管場所だったことが窺えます。