現在、2人の活動スタイルはさらに多角化を見せている。川瀬名人は「漫才バカ」と称されるほど劇場の出番にこだわりを見せ、若手芸人のネタの分析や劇場の運営方針にまで目を光らせる職人気質を研ぎ澄ませている。一目置かれるその漫才観は、周囲の若手からも恐れられつつ深く尊敬されている。
対するはらは、SNSでの詐欺メイクやファッションでの自己表現を武器に、従来の芸人枠にとどまらないファン層を獲得。バラエティでのリアクションだけでなく、女性誌やウェブメディアへの露出も急増している。一見すると対極の方向に進んでいるように思える2人だが、それぞれのフィールドで磨いた個性を再び劇場に持ち帰ることで、ゆにばーすの漫才は年々深みを増している。