小池氏のルーツを辿ると、その家庭環境と血筋が関西財界や昭和の政治史に深く結びついていたことが分かります。小池氏は1952年7月15日、兵庫県芦屋市で誕生しました。芦屋といえば全国的にも知られる屈指の高級住宅街であり、小池家もまた裕福な家庭環境の中で生活を営んでいました。
父親である小池勇二氏は、石油関連の貿易商社を経営していた国際派の実業家でした。勇二氏は海外ビジネスを通じて培った視野を持ち、昭和の大物右派政治家や民族派人士とも親交を持つなど、極めて活動的な人物として知られています。1969年の衆議院議員総選挙(旧兵庫2区)には全国比例区などを見据えて出馬した経歴もあり、政治に対する強い野心を持っていました。
一方、母親の小池恵美子氏は夫の事業と家庭を支え、後に家族でエジプト・カイロへ移住した際には現地で日本料理店を開くなど、行動力と芯の強さを兼ね備えた女性でした。両親ともに日本国内に確かな家系を持ち、代々の親族関係を辿っても外国籍からの帰化を示す記録は見当たりません。芦屋のお嬢様として名門・甲南女子中学校・高等学校に通っていた少女時代の記録からも、生粋の日本家庭で育った生い立ちが如実に裏付けられています。