松坂慶子が裸に込めた覚悟と真相|写真集さくらから現在まで

松坂慶子が裸に込めた覚悟と真相|写真集さくらから現在まで

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松坂慶子のキャリアを振り返る上で欠かせないのが、少女期から培われた圧倒的なビジュアルと、それに対する本人のストイックな女優魂です。大映の「モッズ・ルック」で注目を集め、松竹の看板女優へと駆け上がった松坂慶子の若い頃は、まさに非の打ちどころのない正統派美人として認知されていました。

しかし、彼女はその甘美な容姿に安住することを拒みます。20代半ばから後半にかけて、役柄の幅を広げるために挑んだ作品群が、今なお語り継がれる松坂慶子の映画代表作です。

1978年に公開された野村芳太郎監督の映画『事件』では、スナックを営む坂井ハツ子役を熱演。はだけた襦袢から匂い立つような艶やかさと生々しい濡れ場を披露し、観客と批評家を驚かせました。続いて1979年には、ドラマ『水中花』の主題歌『愛の水中花』が大ヒット。バニーガール姿で網タイツを履き、妖艶に歌い踊る姿はお茶の間を席巻しました。

さらに1981年の『青春の門』、そして1982年の深作欣二監督作『蒲田行進曲』における落ち目の女優・小夏役では、階段落ちの壮絶なドラマと妊娠した身体での体当たり演技が絶賛され、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。彼女の大胆な露出や濡れ場は、常に作品の文学性や映画的必然性と不可分に結びついていました。

石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。