「天板がないと熱が均一に伝わらず、生焼けや焦げ付きの原因になるのではないか」と不安に感じる方も多いはずです。しかし、オーブン調理の基本原理は「密閉された庫内に対流する熱風と遠赤外線による加熱」です。下からの直接伝熱に頼るフライパン調理とは異なり、適切な土台さえ整えれば天板なしでも十分に綺麗な焼き色をつけることができます。
実際に、普段のグラタンやローストチキンはもちろん、繊細な火加減が求められるクッキーやサクサク感が命のピザであっても、道具の性質に応じた下準備を行えば遜色ない仕上がりになります。大切なのは「熱をどう受け止め、底面にどう伝えるか」というポイントを把握することです。