正しい回答用URLを取得して送信したにもかかわらず、回答者側で「URLが開かない」「ログイン画面で止まる」といった事態が頻発します。GoogleフォームのURLが開かない原因の大半は、設定メニューの深層にある権限設定の不一致に起因しています。
特にGoogle Workspace(法人・教育機関アカウント)で作成されたフォームでは、デフォルト設定で「(自社組織名)のユーザーとその信頼できる組織のユーザーのみに制限する」という強固なフィルターが自動適用されているケースが多大です。このチェックボックスが有効なままだと、外部の取引先や一般ユーザーがアクセスした際、即座に「権限が必要です」と遮断されてしまいます。
社外向けにアンケートや申込みを実施する際は、フォーム編集画面の「設定」タブ>「回答」セクションを開き、Googleフォームアクセス権限と公開設定を徹底的に見直す必要があります。組織制限のチェックを外すとともに、「回答を1回に制限する」項目にも注意を払わなければなりません。回答を1回に制限する機能は、回答者に対してGoogleアカウントへのログインを強制するため、アカウントを所持していない層や、私用端末でログインを躊躇するユーザーを確実に門前払いしてしまいます。
実務における鉄則は、リンクを配信する前に「ブラウザのシークレットウィンドウ(プライベートブラウズ)」でURLを開くテストを必ず実施することです。自身のアカウントから完全にログアウトされた状態でページが正常に表示されるか否かを確認するだけで、配信トラブルの99%は未然に防ぐことができます。