スペック表上の数値だけでは見えてこない実使用時の挙動について、寒冷地ユーザーやアウトドア愛好家のコミュニティにおける声を取材・検証しました。
北海道や東北地方の豪雪地帯に暮らすドライバーの証言で際立つのは、スバル・フォレスターに対する絶大な信頼感です。
「冬場、朝起きて30cmの新雪が積もっていても、フォレスターの220mmの地上高とX-MODEがあればラッセルしながら普通に出勤できる。以前乗っていた車高150mmの4WDセダンでは、前バンパーで雪を押し固めてしまい即座にスタックしていた」という声が多く聞かれます。
一方で、スズキ・ジムニーのオーナーからは、軽量さとホイールベースの短さに起因する走破性の高さが指摘されています。
「大型SUVでは重みで沈んでしまうような泥濘地や湿雪でも、ジムニーは車重が1トン前後と軽いため路面の上に浮いた状態で抜けていける。林道の深い轍でも、最低地上高205mmのおかげでデフ玉を岩にヒットさせずに走破できる」と、数値以上の強さを実感する評価が集まっています。
対照的に、近年増えている「クーペスタイルSUV」のオーナーからは、購入後の落とし穴についての吐露も目立ちます。
「見た目は迫力があるが、実質的な最低地上高が160mmしかなく、キャンプ場の入口にある盛り土でフロント下部を擦ってしまった」「エアロパーツを装着した結果、アプローチアングルが削られてスロープで擦る」といった後悔の声は少なくありません。