現在の日本のトレーディングカードゲーム産業は、かつてない規模の拡大を遂げている。牽引役となっているのは、言わずと知れた3大タイトルだ。業界関係者の推計によると、国内のホビー・コレクターズ市場におけるカードゲーム関連の取引総額は右肩上がりを続けており、玩具市場全体の勢力図をも塗り替えつつある。
この巨大市場を強固に支えているのが、株式会社ポケモン、株式会社バンダイナムコホールディングス、そして株式会社コナミデジタルエンタテインメントの3社だ。各社は巧みな商品設計とグローバル展開を加速させ、単なる対戦ツールにとどまらない美術品・資産価値としてのカードの魅力を確立させた。新弾が発売されるたびに巻き起こる争奪戦は、もはや日常の光景となっている。