この独創的なヘアスタイルは、専属の一流ヘアメイクが時間をかけて作り込んでいるわけではありません。驚くべきことに、そのメンテナンスのほぼ全てを本人がセルフカットとセルフセットで完結させています。
日刊スポーツの取材やテレビ番組で明かされた具体的なセット方法は、職人芸のようなルーティンで成り立っています。
- バリカンによるセルフシェービング:洗面台の鏡に向かい、伸びてきたもみあげやサイドの毛を自らバリカンで刈り上げる。目見当でありながら、左右対称の美しいラインを崩さない感覚は長年の鍛錬の賜物。
- 強力ハードスプレーでの固定:トップに残した自毛に立ち上がりをつけ、風が吹いても一切崩れないようハードスプレーを全体に均一に吹き付けてフォルムを固定する。
- 眉毛のつまようじ染色:『徹子の部屋』などで明かされ共演者を驚かせたのが、眉毛のメンテナンス法。毛染め剤を指やブラシではなく「つまようじの先端」に少量取り、白髪になった一本一本を狙って塗布するという精密作業を行っている。
豪放磊落なイメージとは裏腹に、鏡の前で細部までミリ単位のこだわりを持って整える姿勢からは、第一線で観客を魅了し続けるプロフェッショナルの徹底した美意識が垣間見えます。