「たかが3分、されど3分」。メーカーの意図を100%引き出し、ごちそうに変えるための極意が存在する。第一に重要なのがお湯の温度だ。沸騰した直後の100℃近い熱湯をグラグラと沸いた状態で注ぐことが、麺のアルファ化(糊化)を均一に進める鍵となる。温度がぬるいと麺の芯に硬さが残り、スープの油脂も綺麗に溶け出さない。
第二のポイントは、付属の後入れスープやオイルの投入タイミング。必ず指定の時間が経過し、麺を軽くほぐしてから最後に入れること。最初にスープを入れてしまうと浸透圧の影響で麺がお湯を吸いにくくなり、本来のしなやかな食感が損なわれてしまう。蓋の上で添付小袋を温めておき、食べる直前にひと回しする。このわずかな手間で、立ち上る香りの広がり方が別次元へと引き上げられるのだ。