放送期間中、X(旧Twitter)では毎朝のように「#虎に翼」がトレンド1位を獲得し、Yahoo!リアルタイム検索でも関連ワードが独占状態となりました。その背景には、従来の朝ドラの枠組みを覆す緻密な構成とテーマ性がありました。
特に話題を呼んだ要素として以下の点が挙げられます:
- 米津玄師による主題歌「さよーならまたいつか!」:軽快でありながら芯の強さを感じさせる楽曲と、シシヤマザキによるロトスコープアニメーションのオープニングが毎朝の視聴者の背中を押しました。
- 徹底した弱者への視線:男尊女卑だけでなく、朝鮮半島出身者への差別、同性愛者(クィア)の生きづらさ、少年法や尊属殺重罰規定の違憲判決など、日本の司法が向き合ってきたデリケートなテーマから逃げずに描写。
- 毒親・家族の共依存への鋭いメス:主人公の寅子自身が決して「完璧な母親」ではなく、仕事に没頭するあまり娘・優未との間に心理的断絶(境界線の問題)を生んでしまう苦悩を赤裸々に描いた点。
ネット上では「朝から考えさせられる」「耳が痛いけれど見届けたい」といった声が相次ぎ、単なるノスタルジーに浸らない現代的な社会派エンターテインメントとして絶大な支持を獲得しました。