ブルーインパルスの歴史を語るうえで欠かせないのが、チームを統率してきた歴代飛行隊長(1番機)や、卓越した技術で観客を魅了した歴代搭乗員の存在です。
部隊の顔である歴代隊長は、2等空佐または3等空佐の階級を持つベテラン幹部自衛官が務めます。単にアクロバットの編隊長を務めるだけでなく、天候や安全面を総合的に判断して展示飛行の実施可否を決断する重責を担っています。歴代の隊長一覧を振り返ると、F-15の元テストパイロットや要撃飛行隊長を歴任した猛者が名を連ねており、いずれも部隊統率力と高い危機管理能力を備えた逸材ばかりです。
歴代搭乗員のキャリアパスは非常に多彩です。防衛大学校出身のキャリア幹部はもちろん、一般大学を卒業して航空自衛隊に入隊した一般幹部候補生出身者、さらには難関の航空学生制度を突破して叩き上げで腕を磨いたパイロットまで、多様なバックグラウンドを持つ精鋭たちが一堂に会しています。