家庭での子どもたちの様子にも変化が現れている。「家で勉強しなさいと言わなくなった」と語るのは、2年生の保護者だ。自ら目標を設定し、それをクリアする楽しさを知った子どもたちは、家庭学習の習慣も自然と身につけていくという。
また、地域住民からも歓迎の声が上がっている。街頭でインタビューに応じた近隣の住民は、「最近の中学生は、挨拶がしっかりしているだけでなく、街のゴミ拾いやイベントのお手伝いなど、自分たちから進んで動いてくれる」と目を細める。学校の壁が低くなったことで、地域全体で子どもを育てる機運が再び高まっている。