ファンの間で常に熱狂的な議論の的となるのが、「グリンデルバルドとヴォルデモートのどちらが強いのか」という問題です。原作者J.K.ローリングの言及や作中の描写を照合すると、二人の強さはその質と方向性において明確な対比をなしています。
ヴォルデモートが「個人の圧倒的な破壊力と死への恐怖による独裁」で人々を屈服させたのに対し、グリンデルバルドの真の恐ろしさは「大衆を自発的に狂信者へと変える弁舌と予見のカリスマ性」にありました。彼は決して力だけでねじ伏せるのではなく、未来の脅威(第二次世界大戦やマグルの兵器)を幻影で見せ、「自分たちこそが正義である」と民衆に信じ込ませるポピュリズムの手法を駆使したのです。
実戦の決闘技術においても、彼は熟練の魔法使いを一人で数十人相手にするほどの規格外の実力を誇ります。杖工マイキュー・グレゴロビッチからニワトコの杖を奪って以来、数十年間にわたりその絶対的な力を完全に支配下に置いていました。