大相撲界屈指の技巧派として愛された元関脇・安美錦は、現在安治川親方として自ら創設した「安治川部屋」の師匠を務めています。2022年末に伊勢ヶ濱部屋から独立を果たし、東京都江東区に新部屋を開設して以来、着実に弟子を育て上げてきました。
角界関係者や相撲ファンからの部屋の評判は極めて高く、その指導方針には現代的なアプローチが取り入れられています。かつての相撲部屋にありがちだった根性論のみの稽古ではなく、怪我を未然に防ぐ科学的な体幹トレーニングや綿密な動画分析を導入。弟子一人ひとりの体格や骨格に合わせた個別指導を徹底しています。
「土俵の上だけでなく、一人の社会人として通用する礼儀と人間性を育てる」という方針のもと、部屋の雰囲気は風通しが良く、明るい活気に満ちています。伝統の厳しさを守りながらも、若い力士が萎縮せず伸び伸びと稽古に励める環境づくりが、入門希望者や保護者からの厚い信頼を集めています。