アボカドは切り方ひとつで料理の表情を一変させる素材だ。仕上がりの目的に合わせてカット方法を使い分ければ、普段の食卓が一気に華やぐ。
サラダやトーストのトッピングとして圧倒的な人気を誇るのが「スライス」と「アボカドローズ(バラ型)」だ。皮を剥いた半球を2ミリほどの厚さに薄く揃えてスライスし、斜めに少しずつずらして一列に伸ばす。端からくるくると丁寧に巻き上げていくだけで、大輪のバラの花のような美しいカットが完成する。
一方、ポキ丼や和え物、ディップ用には「ダイスカット(角切り)」が最適だ。こちらは皮を剥く前に、実の内側に包丁で格子状の切れ目を入れておく。最後にスプーンですくい取れば、均一なサイコロ状の実を一瞬で取り出せる。まな板を汚さずに済む優秀な時短テクニックでもある。