検索エンジンで店名を打ち込むと、候補に「移転」「閉店」といった不穏な単語が浮上し、不安を覚えるユーザーも散見されます。調査の結果、この噂の背景には過去の商業施設展開と戦略的なスクラップ・アンド・ビルドの歴史が関係しています。
かつて麺屋菜々兵衛は、国内外の観光客が集まる「新千歳空港 北海道ラーメン道場」やすすきのエリア、さらには大阪の「なんばラーメン一座」などへ意欲的に出店を行っていました。しかし、全国的な催事や複数店舗の展開を経て、出店契約期間の満了や市場環境の変化に伴い、各商業施設内の分店は順次営業を終了。ブランドのクオリティコントロールを徹底するため、本丸である白石区本店へと経営資源を再び集中させました。
この空港店やすすきの拠点の退去情報がネット上で断片的に拡散された結果、「菜々兵衛が閉店した」「どこかへ移転したのか」という誤認が定着したのが真相です。現在も札幌市白石区本通西4丁目南5-25に構える総本店は堂々と暖簾を掲げており、創業者精神を受け継ぐ厨房からは日々極上のスープが生み出され続けています。