愛知県の内陸に位置するアメダス豊田(豊田市小田木町および中心部観測所)のデータ推移を振り返ると、この地域特有の気流の滞留パターンが浮かび上がる。三河湾からの暖かく湿った南風が岡崎平野を北上し、豊田市東部の三河山地にぶつかることで、局地的な上昇気流が発生しやすい。
気圧配置の谷が接近する明日のような気象条件下では、アメダス豊田の風向が南東から急激に西寄りにシフトする瞬間がある。この風の収束面(シアーライン)が市内中心部にかかると、わずか30分の間に乾いたアスファルトが水浸しになるほどのダウンバーストやゲリラ豪雨を引き起こすのだ。