タロット全78枚の中でも、人間の根源的な運命や精神の深奥を象徴する大アルカナ22枚は、相手の深層心理を暴く上で決定的な役割を果たします。MIRORや水晶玉子のタロット鑑定でも重用される主要な大アルカナが示す、相手のリアルな胸中のサインを読み解いていきましょう。
愚者(The Fool)が出た場合、相手は今、特定の誰かに縛られることなく、自由な精神状態で人生を楽しみたいと感じています。あなたに対して好意的な感情を抱いていたとしても、それは重い責任を伴う交際ではなく、「一緒にいて楽しい仲間」「気まぐれに連絡を取り合いたい相手」という無邪気な好意にとどまっているケースが少なくありません。
恋人(The Lovers)が正位置で現れたときは、まさに吉兆です。相手の心の中にはあなたという存在が大きく広がっており、直感的な惹かれ合いや強い恋愛感情を抱いています。好きな人の本命タロット鑑定において、このカードが相手の気持ちの位置に出た場合、あなたを本命のパートナー候補として強く意識している決定的な証拠と解釈されます。
月(The Moon)は、不安と曖昧さの象徴です。相手はあなたに対して何かを隠しているか、自分自身の気持ちに確信が持てず迷宮に入り込んでいます。この時期は「ライバルの存在を疑っている」「過去のトラウマから人を信じるのが怖い」といったネガティブな妄想に囚われやすく、相手の無意識の気持ちが極めて不安定になっているサインです。
悪魔(The Devil)や塔(The Tower)が出現した際は、注意深い観察が求められます。悪魔は強い執着や肉体的な欲求、あるいは断ち切れない腐れ縁を示唆します。塔は予期せぬ価値観の崩壊や、あなたとの関係に対する突然のショックを表しており、相手の中で何らかの決定的な心境の変化が起きたことを物語っています。