現場調査でまず目に飛び込んでくるのは、新設・改修が同時並行で進むホテル群の異様な活気だ。現在進行中の浦安ベイエリア再開発プロジェクト2026の枠組みの下、単なる客室数の増加にとどまらない、富裕層や長期滞在客を見据えた高価格帯化へのシフトが鮮明になっている。
周辺ホテルでは客室の改修やリブランドが相次ぎ、老舗メガホテルの代表格であるヒルトン東京ベイなども、多機能なスイートルームの増設や滞在型体験プログラムの強化に乗り出している。背景にあるのは、参入を狙う機関投資家の存在だ。不動産開発・ホテル事業を手がける事業者の間では、ベイエリアの土地評価額の上昇を見越した権利取得合戦が繰り広げられており、過熱する投資マネーが地域の勢力図を急速に書き換えている。