レースウェイを安全に施工するためには、関連法令と技術基準を厳格に遵守しなければなりません。現場検査で手戻りが発生しやすい重要ポイントを整理します。
内線規程において、金属線ぴ工事のレースウェイ 支持間隔は原則「1.5m以下」と規定されています。天井躯体(スラブのインサート等)から吊りボルト 支持金具を用いて、1.5m以内のピッチで堅牢に支持固定しなければなりません。器具重量が大きい場合やジョイント部付近では、たわみを防ぐためにさらに狭いピッチでの吊り込みが推奨されます。
内部に収容できる電線の断面積(被覆を含む)の総和は、線ぴの内断面積の20%以下(同一回路の導体のみを収容する場合は最大32%以下)に制限されています。配線を無理に詰め込むと放熱が妨げられ、許容電流が低下して発熱・火災の原因となるためです。また、金属製フレームであるため、使用電圧が300V以下の場合はD種接地工事(300Vを超える場合はC種接地工事)の確実な施工とボンディング接続が義務付けられています。