「激おこぷんぷん丸」という単語自体は、怒りの階層における「レベル3」に過ぎない。この言語体系の面白さは、怒りのボルテージが高まるにつれて言葉の装飾がエスカレートし、後半になるほどファンタジーゲームの必殺技のような壮大な音律を帯びていく点にある。
あらためて全6段階の正確な構造と由来を整理しよう。レベル1の「おこ」(ほんのり怒っている状態)から始まり、レベル2「激おこ」、レベル3「激おこぷんぷん丸」へと続く。そして多くの人々が最上級だと勘違いしがちなレベル4が「ムカ着火インフェルノ」だ。しかし、怒りの炎はそこで鎮火しない。レベル5には「激かみおこドリームネバーランド」が控え、最終段階となるレベル6には「げきオコスティックファイナリアリティぷんぷんドリーム」という最高峰の最上級表現が君臨している。怒りを通り越して滑稽さすら漂うこの語感の飛躍こそ、本フレーズを不朽のものにした最大の仕掛けと言える。