Q1:大玉トマトとミニトマトで、追肥のタイミングや量に違いはありますか?
A1:明確な違いがあります。大玉トマトは木ボケしやすく実割れもしやすいため、1回目の追肥は「第1花房の実がピンポン玉大」になるまで厳しく我慢します。一方、ミニトマトは大玉よりも着果性が高く樹勢を維持しやすいため、第1花房の実が「親指大(または第3花房開花時)」の少し早い段階から追肥を開始しても失敗しにくく、継続的な施肥が多収穫の鍵になります。
Q2:葉が激しく丸まり、肥料過多になってしまった場合の緊急対処法は?
A2:まず追肥を完全にストップしてください。プランター栽培の場合は、鉢底から水が濁って流れ出るくらいたっぷりと水やりを行い、土中の余分な肥料成分を洗い流す「リーチング(水で押し流す作業)」が有効です。また、わき芽をあえて2〜3本伸ばして余分なチッソを吸わせる(わき芽に養分を分散させる)ことで、樹勢の暴走を鎮めることができます。
Q3:尻腐れ病がすでに出てしまった場合、今すぐできる対策はありますか?
A3:黒くなった果実は治らないため、株の負担を減らすために速やかに摘果(切り落とす)してください。その上で、土壌に石灰を追肥するのではなく、市販の「葉面散布用カルシウム剤(または酢酸カルシウム希釈液)」を購入し、夕方に葉や果実へ直接スプレー散布するのが最も即効性のある応急処置となります。同時に、土壌の過乾燥を防ぐマルチングや水やり管理を徹底してください。