文化庁が定期的に公表している「国語に関する世論調査」を紐解くと、世代間における言葉の意味の受け取り方のズレが如実に浮き彫りになる。本来の意図とは異なる「単に服が似合っている」「着飾るとかっこいい」というポジティブな意味として捉えている若年層が少なからず存在しているのだ。
インターネット上で手軽に言葉の意味を検索できるWeblio国語辞典でも、このフレーズは常に検索上位にランクインしている。「上司に使って怒られた」「取引先に使って大丈夫か」といった疑問を持つ人々が、慌てて調べるケースが後を絶たないからだ。
言葉の正しいニュアンスを守りつつ伝えていく役割を担う出版・メディア産業においても、校閲作業で最も注意が払われる表現の一つとなっている。