ドラゴンフライ2シリーズを語る上で欠かせないのが、上位モデルとしてラインナップされるドラゴンフライ2 エリートとの違いです。両者は外見こそ類似していますが、プレート素材とターゲット層が明確に分かれています。
通常版のドラゴンフライ2がフルレングスPebaxプレートを採用しているのに対し、エリートモデルにはフルレングス・カーボンファイバープレートが組み込まれています。これにより、エリートは圧倒的な曲げ剛性と強烈な反発力を生み出しますが、その分だけランナーの足関節やアキレス腱、ふくらはぎにかかる筋膜負荷が増大します。
1500mや3000m障害など、ハイペースかつ短時間で高出力を求められる種目や、強靭なフィジカルを持つ実業団・インカレトップ層には「エリート」の爆発力が武器になります。一方で、5000m〜10000mの距離を無理なく走り切りたいランナーや高校生世代には、適度なたわみで脚を保護する通常版のドラゴンフライ2が推奨されます。