ミカエラ・シフリンは1995年3月13日、アメリカ・コロラド州ベイルで生まれました。両親ともに元スキーレーサーという環境で育ち、幼少期から卓越したテクニックと雪面感覚を磨き上げます。わずか15歳でW杯デビューを飾ると、翌年には早くも表彰台へ登壇。2013年の世界選手権では17歳にして女子回転(スラローム)で金メダルを獲得し、瞬く間に世界の頂点へと駆け上がりました。
彼女の滑りの神髄は、「極限まで無駄を削ぎ落とした滑らかなターン技術」にあります。力任せに雪面を削るのではなく、スキー板のたわみを最大限に活かして推進力へ変える滑走スタイルは、専門家から「最も完成された滑り」と絶賛されてきました。技術系種目にとどまらず、高速系種目のスーパー大回転や滑降でも勝利を重ね、史上稀に見るオールラウンダーとしての地位を確立しています。