暴走族を引退し、お笑い芸人を目指して吉本興業の門をたたいた佐田。しかし、東京での芸人生活は甘くはなかった。コンビ「バッドボーイズ」としての仕事は少なく、家賃の支払いですら窮地に陥る日々が続く。そんな過酷な下積み時代を、彼女は愚痴一つこぼさず支え続けた。
電気やガスが止まるほどの極貧生活の中でも、彼女は持ち前の明るさと工夫で食卓を彩り、佐田が夢を諦めそうになるたびに背中を押し続けたという。売れるかどうかも分からない若手芸人に人生を預ける決断は、並大抵の覚悟でできるものではない。彼女が見せた無償の愛は、佐田にとって何よりの原動力となり、やがて『AKBINGO!』のMC抜擢など、大ブレイクへとつながっていく。