訪問事業所の朝は慌ただしい。8時30分から9時過ぎにかけて、一斉にルート確認とバイタル確認のためのアクセスが重なる。この時間帯に最も頻発するのが、セッションの予期せぬ切断だ。前日のログイン状態が保持されていると思い込んでアプリを開いた瞬間、セッション有効期限切れの警告が表示され、パスワードの手入力を求められる。
移動中の車両内やエレベーター前など、Wi-Fiからモバイル通信(5G/LTE)への切り替えポイントで認証リクエストを送ると、通信パケットの欠落によって認証サーバーが応答を保留することがある。画面が白転したまま固まる現象の大半は、サーバーダウンではなく、通信のハンドオーバー失敗に起因するタイムアウトだ。焦って連打すると二重リクエストと判定され、一時的なアクセス制限に引っかかるリスクすらある。