麻布生地の真実!リネンとラミーの違いや水通し・縮み対策を徹底解説

麻布生地の真実!リネンとラミーの違いや水通し・縮み対策を徹底解説

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一口に「麻」と呼んでも、植物の種類や採取される部位によって風合いや強度は大きく異なります。日本の家庭用品品質表示法において「麻」という表記が正式に認められているのは、リネン(亜麻)とラミー(苧麻)の2種類に限られています。一方で、環境負荷の低さから注目されるヘンプ(大麻)や、梱包資材などに使われるジュート(黄麻)は「植物繊維」または「指定外繊維」として区別されます。

ラミーとリネンの違いを端的に言えば、「しなやかさ」と「コシの強さ」です。リネン生地の特徴は、繊維が細く柔らかいため肌当たりが滑らかで、使い込むほどにトロリとした落ち感が増していく点にあります。これに対し、ラミーは繊維が太く強靭で、独特のシャリ感と強い光沢を持っています。高温多湿な日本の夏には、肌離れが良いラミーが好まれる一方、通年着られるシャツやワンピースにはリネンが選ばれる傾向があります。

麻の種類主な特徴・質感一般的な縮率・相場(1mあたり)編集部の推奨用途リネン(亜麻)しなやかで柔らかく、使うほどに肌に馴染む。毛羽立ちが少ない。縮率:約5〜8%
相場:1,200円〜3,500円ブラウス、ワンピース、高級シーツ、キッチンクロスラミー(苧麻)強いコシと清涼感のあるシャリ感。白度が高く絹のような光沢。縮率:約6〜10%
相場:1,000円〜2,500円夏物着物、のれん、サマーニット、布巾ヘンプ(大麻)ヘンプ生地の特徴は強靭な耐久性と抗菌・UVカット性。野性味ある素朴な風合い。縮率:約7〜12%
相場:1,800円〜4,000円アウター、帆布バッグ、のれん、タペストリージュート(黄麻)繊維が太く極めて粗い。耐久性に優れるが直接の肌着には不向き。縮率:約10%以上
相場:400円〜1,000円コーヒー豆袋、園芸用資材、インテリア小物

麻織物の種類一覧を見渡すと、一般的な平織り(ローン、ポプリン、オックス)から、綾織り(ツイル)、ガーゼ織りまで多彩なバリエーションが存在します。織り方によって落ち感や通気性が変化するため、目的に応じた適切な選択が肝要です。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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