就職活動におけるWeb履歴書でも、アプリで作成された写真が主流となった。ここで議論を呼んでいるのが「AI補正のさじ加減」である。
「面接で画面越しに会った瞬間、履歴書の写真と別人が現れたと感じることが増えた」。都内IT企業で採用を統括する人物は苦笑交じりに語る。肌のトーンアップや目の微調整程度なら問題ないが、小顔効果や輪郭形成まで施された写真は、面接官に不要な不信感を与えかねない。
「写真の印象が良すぎること自体が悪いわけではない。だが、実物との乖離があまりに大きいと『誠実さに欠ける』という第一印象に繋がるリスクがある」。盛りすぎないナチュラルな補正にとどめるのが、採用現場での暗黙の了解だ。