歯茎にできたできものに対して、どのような基準で受診を判断し、どのような医療機関を選ぶべきなのでしょうか。天然歯を守るための明確な判断基準を提示します。
いますぐ歯科医院へ行くべき危険な兆候
- 歯茎に白いニキビのような突起があり、押すと微量の液体や血が出る
- できものの周囲の歯で物を噛むと、鈍い痛みや違和感(歯が浮くような感覚)がある
- 疲労時や寝不足の時にだけ歯茎が腫れ、体調が戻ると腫れが引く現象を繰り返している
- 口の中に苦い液体が広がる感覚や、周囲から口臭を指摘された
【歯科医院選びの基準】再発を防ぎ歯を残すためのチェックポイント
通常の保険根管治療では、手探りでの処置となるため器具の破折や削り残しが発生しやすく、再発リスクがつきまといます。もし過去に同じ歯の治療を繰り返している場合や、大切な歯をどうしても抜きたくない場合は、以下の設備・資格を有するクリニックへの相談をおすすめします。
- マイクロスコープ(歯科用実体顕微鏡):根管内部を20倍以上に強拡大して視認できる環境。
- 歯科用CT(3次元画像診断):従来の2次元レントゲンでは死角になる根の裏側の骨破壊や病巣の広がりを正確に把握。
- ラバーダム防湿:治療中の歯に唾液(細菌)が流入するのを完全に遮断するゴム製シートを使用しているか。
- 日本歯内療法学会などの認定医・専門医:歯の神経・根の治療に特化した高度な臨床実績を持つ専門家。