松たか子(本名:佐橋隆子/旧姓:藤間)と十代目松本幸四郎(本名:藤間照薫)は、4歳差の実の兄妹です。長女の女優・松本紀保、長男の幸四郎、そして次女の松たか子という3人きょうだいの末っ子として育ちました。
幼少期から自宅が歌舞伎の稽古場と地続きという特異な環境にありながら、家庭内では一般的な兄妹と変わらないフランクな関係性が築かれていました。過去のトーク番組や雑誌の手記において、松たか子は兄について「子どもの頃はよくケンカもしたが、常に先を走る頼もしい存在だった」と回想しています。一方の幸四郎も、妹の舞台初日には必ず激励のメッセージを送り、客席からその成長を見守り続けてきました。
公の場では互いを「幸四郎さん」「たか子」と呼び合い、馴れ合いを排した一人のプロフェッショナルとして接する姿が印象的ですが、プライベートの家族行事では今なお深い交流が続いています。名門の重圧を誰よりも理解し合える唯一無二のパートナーシップが、2人の根底には流れています。