一目ゴム編み止めで失敗する原因は?プロ直伝の覚え方と綺麗に編む極意

一目ゴム編み止めで失敗する原因は?プロ直伝の覚え方と綺麗に編む極意

一目ゴム編み止めで失敗する原因は?プロ直伝の覚え方と綺麗に編む極意の詳細について、専門知識を詳しくお届けします。

作業に入る前の「下準備」の段階で、すでに失敗が確定しているケースが多々あります。その代表例が「糸の長さの計測ミス」と「とじ針の選定ミス」です。

失敗しない糸の長さの割り出し公式

一目ゴム編み止めに必要な糸の長さは、「止める部分の幅(周囲長)× 3倍〜3.5倍 + 糸始末用の長さ(20〜25cm)」が厳格な業界標準です。編み地が極太毛糸であったり、ゴム編みをゆったり編んでいたりする場合は、安全係数を見込んで4倍確保するのが確実です。

「途中で糸が足りなくなるのが怖いから」と5倍や6倍の長さを取る行為は逆効果を生みます。糸はとじ針の針穴や毛糸の繊維を何度も往復するため、長すぎると摩擦熱と擦れによって途中で「糸痩せ」を起こし、最悪の場合は作業中にちぎれてしまいます。また、長い糸は絡まりやすく、無駄なテンションがかかって目の不揃いを助長します。適正な長さにとどめることこそが、編み目を美しく保つ第一歩です。

とじ針の選び方と通し方のポイント

使用するとじ針は、毛糸の太さに適した「針先が丸く、太さが糸とほぼ同等かやや細め」のものを選びます。針先が尖っていると、編み目の糸割れを引き起こし、修正不能なほつれの原因になります。

毛糸をとじ針に通す際は、糸の端を指の腹で強く折り曲げ、その折り目を針穴に押し込むようにスライドさせるとスムーズに通ります。通した糸端は針穴から約10〜15cm引き出しておき、作業中に針から抜け落ちないよう軽く指で添えながら針を運びます。

石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。