敗血症とは?風邪と見誤る初期症状・生存率とショックの兆候を徹底解説の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。
敗血症は、発見と介入のタイミングによって予後が天と地ほどに分かれます。以下の表は、一般的な感染症から重症敗血症、敗血症性ショックに至るまでの臨床データ、敗血症の生存率や余命リスク、ならびに入院期間と治療費の目安を比較したものです。
病態ステージ詳細・数値データ(死亡率・指標)入院期間・費用の相場編集部の見解・評価軽度〜中等度感染症
(肺炎・尿路感染等)・院内死亡率:1〜3%未満
・臓器障害なし
・乳酸値:正常範囲内・入院:5〜10日間(一般病棟)
・自己負担:約5万〜10万円
(3割負担・高額療養費前)この段階で適切な経口・点滴抗菌薬治療を行えば、ほぼ後遺症なく社会復帰が可能です。敗血症
(Sepsis)・院内死亡率:15〜25%前後
・SOFAスコア急上昇
・1つ以上の臓器機能低下・入院:2〜4週間(ICU/HCU併用)
・総医療費:150万〜300万円
(高額療養費適用で月8万〜20万円程度)敗血症が完治し治る確率を高めるには、発症から数時間以内の集中治療室(ICU)管理が勝敗を握ります。敗血症性ショック
(Septic Shock)・院内死亡率:35〜50%以上
・昇圧薬投与でも低血圧持続
・血清乳酸値 2mmol/L超・入院:1〜3ヶ月以上(長期ICU)
・総医療費:500万〜1000万円規模
(人工呼吸器・血液透析管理など)極めて予後不良。救命できても筋力低下や認知機能低下などの重い後遺症が残るリスクが跳ね上がります。
公的医療保険制度がある日本においては、高額療養費制度を利用することで月々の自己負担額には一定の上限が設けられます。しかし、入院が月をまたぐ場合や、差額ベッド代、先進的なリハビリ費用、退院後の介護保険サービス利用などを考慮すると、家計への実質的な負担は決して小さくありません。