警察学校組の絆を語る上で欠かせないのが、2022年に公開された劇場版第25作『ハロウィンの花嫁』です。本作では、松田の殉職直前となる3年前の渋谷を舞台に、降谷、松田、萩原、諸伏、伊達の5人が凶悪な爆弾魔「プラーミャ」と対峙していた未公開のエピソードが明かされました。
絶体絶命の危機において、阿吽の呼吸で連携し敵を追い詰めるアクションシーンは、彼らが単なる同期生を超えた運命共同体であったことを雄弁に物語っています。特に、萩原の墓参りの帰りに巻き込まれた事件の中で見せたチームワークや、松田の機転、諸伏の狙撃、伊達のリーダーシップ、そして降谷の突進力は、多くのファンの涙を誘いました。
また、原作コミックス『警察学校編 Wild Police Story』のテレビアニメ化によって、若き日の彼らの青臭い衝突や、互いの弱さを認め合って乗り越えた青春の日々が丁寧に映像化されました。この青春時代の輝きが鮮明であればあるほど、その後の殉職という冷徹な結末の切なさが際立ちます。