シャバーニは1996年、オランダで生まれた後にオーストラリアのタロンガ動物園で育った。2007年、繁殖プロジェクトの一環として来日し、東山動植物園へと移籍。彼が属するニシローランドゴリラは、絶滅の危機に瀕している貴重な種である。
来日当初からその整った顔立ちと落ち着いた立ち振る舞いは関係者の間で注目されていた。しかし、ここまでのフィーバーを巻き起こすと予測した者は少なかった。群れをまとめる銀色の毛並み「シルバーバック」へと成長する過程で、彼の持つ独特の渋みと風格が一気に開花することとなったのだ。