インターネット上では長年、「悪名は無名に勝る」「炎上しても再生数が回れば勝ち」という俗説がまことしやかに語られてきました。しかし、炎上系YouTuberアカウントBANの実態や広告収益の仕組みを精査すると、この認識は完全に誤りであることが分かります。
プラットフォーム事業者は広告主である大手企業のブランド毀損を防ぐため、ブランドセーフティ機能を年々強化しています。規約違反動画への広告停止(イエローマーク・デモネタイズ)にとどまらず、チャンネル全体の収益化停止や、同一人物が開設した別アカウントまで連動して削除するポリシーが徹底されています。
さらに、企業案件やグッズ販売といった多角的な収益基盤も瞬時に断たれます。所属事務所からの契約解除に伴い、既に締結されていたスポンサー契約の違約金請求が発生し、数千万円から億円単位の負債を抱えて自己破産に追い込まれるケースも報告されています。「炎上で得られる小銭」と「失う信用・課される賠償金」のバランスは、完全に破綻しています。