急激な近代化が進む一方で、キャンパスの象徴である歴史的建造物もその存在感を失っていない。大正期に建てられた旧宇都宮高等農林学校の木造校舎は、丁寧な保存・修復を経て、今もなお学生たちの精神的支柱として機能している。国の登録有形文化財でもあるこの建物は、観光客や建築ファンを引きつけるスポットでもある。
最新のデジタル技術が飛び交うキャンパスにおいて、このクラシカルな木造建築は不思議な調和を見せている。過去の知恵と未来の技術が同居する独特の空気感。これこそが、他の新設大学には真似できない、この地が積み重ねてきた歴史の重みだ。