ネット掲示板やSNSで頻繁に指摘される「女性芸能人の歯が不自然に真っ白」「便器のような白さで違和感がある」という声。これには審美歯科におけるシェード(色調)の選定が関係しています。
人間の天然歯の白さは一般的に「A1〜A4」「B1〜B4」といった規格で分類されますが、芸能界で多用されるのは天然歯には存在しない領域の「NW(ノーリミットホワイト/ハリウッドホワイト)」と呼ばれる特殊なシェードです。強いスタジオ照明や屋外ロケの光量下では見栄えがする一方、日常の自然光や落ち着いた照明の下では周囲の肌色や歯茎とのコントラストが強くなりすぎてしまい、「差し歯感が目立つ」という結果を招きます。
さらに見過ごせないのが、歯並びを整えるために健康な歯を削って神経を抜くリスクです。神経を失った歯は血流が途絶えるため、枯れ木のように脆くなり、10〜15年スパンで歯根破折を起こす確率が跳ね上がります。その結果、最終的に「抜歯を余儀なくされ、本当にインプラント治療へ移行せざるを得なくなる」という皮肉なドミノ倒しが起こり得る点こそ、知っておくべき重大な盲点です。