莫大な利益を生む再生医療メニューにおいて、患者が搾取されないための防壁となるのが客観的なスクリーニング基準です。美容皮膚科や自由診療施設を訪れる際は、以下のチェックポイントを提示し、医師の回答を精査してください。
- ドナー情報の透明性:国内ドナーか海外ドナーか、感染症検査のクリア証明、採取時の同意取得プロセスが明確に開示されているか。
- 製造施設の水準:厚生労働省に届け出されたCPC(細胞培養加工施設)で国内製造されているか、あるいは国際基準を満たすクリーンルームで無菌調剤されているか。
- 培養液の成分開示:動物由来成分を排除した「完全無血清培養(ゼノフリー)」を行っているか。成分の希釈率やサイトカイン定量検査のデータを提示できるか。
- 血液製剤としての説明責任:ヒト由来の生物由来製品を体内に投与することにより、「将来的な献血制限」の対象となり得ることについてのインフォームドコンセントが事前に行われているか。
カウンセリング時に「これを受ければ誰でも10歳若返る」「副作用は100%存在しない」と断言する医師や、その日のうちに数十万円の高額医療ローン契約を迫るカウンセラーがいるクリニックは、直ちに候補から除外するのが賢明です。