トゲが刺さったままだとどうなる?放置の危険と痛くない抜き方を検証

トゲが刺さったままだとどうなる?放置の危険と痛くない抜き方を検証

トゲが刺さったままだとどうなる?放置の危険と痛くない抜き方を検証に関する知りたいポイントを徹底的にまとめました。今すぐチェックことができます。

Q1:トゲは放っておけば本当に自然に抜けますか?
A1:皮膚の最外層である角質層にとどまっている極めて浅いトゲであれば、約1か月間の肌のターンオーバー(新陳代謝)に伴って自然に剥がれ落ちることがあります。しかし、真皮層まで達している深いトゲは自然排出されません。放置すると体内で異物肉芽腫と呼ばれるしこりを形成したり、化膿性感染症を引き起こしたりするため、自然排出を過信して放置するのは大変危険です。

Q2:トゲが抜けないとき、針でほじくっても大丈夫ですか?
A2:家庭にある縫い針や安全ピンで皮膚をほじくる行為は避けてください。十分な滅菌が難しく雑菌を創部深くに押し込むリスクがあるほか、組織を広範囲に傷つけてかえってトゲを奥へ追い込んでしまいます。また、針をライターで炙ると煤(すす)が皮膚沈着して刺青のように黒く残るリスクもあります。先端がつまめない深さのものは、無理をせず皮膚科を受診してください。

Q3:皮膚科でトゲを抜いてもらう場合、費用はどのくらいかかりますか?
A3:健康保険が適用されるため、自己負担3割の方であれば、初診料と外来処置料を合わせておおむね1,000円から2,000円程度で済むケースが一般的です。切開や局所麻酔を要する深部処置や抗生剤の処方がある場合でも、3,500円〜8,000円前後が相場です。「トゲくらいで受診するのは恥ずかしい」と躊躇せず、初期段階で受診するほうが身体的・経済的負担を最小限に抑えられます。

Q4:トゲが刺さった後に「破傷風」になる危険性はどの程度ありますか?
A4:土や泥に触れた植物のトゲ、錆びた釘やワイヤーなどが皮膚深くに刺さった場合、破傷風菌に感染するリスクは十分に存在します。破傷風菌は酸素のない密閉環境を好むため、深い刺傷ほど危険度が増します。乳幼児期にワクチンを打っていても、成人後は10年ほどで抗体価が低下します。土いじりやサビたトゲで深く受傷し、ズキズキ痛む場合は速やかに医療機関で創傷処置とワクチンの追加接種を相談してください。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。