外出先や学校で服にインクがついてしまった場合、初動のスピードが仕上がりを大きく左右します。まずは現場で行うべき水性ペンの布への応急処置手順を把握しておきましょう。
外出先では、乾いたティッシュやハンカチで汚れを上から軽く押さえ、余分なインクを吸い取ります。このとき絶対に横方向に擦ってはいけません。擦るとインクの粒子が繊維の隙間に入り込み、シミの面積が何倍にも広がってしまいます。
自宅に帰ってからの本格的な水性ペンの服の落とし方は以下の手順で行います。
1. シミの裏側に汚れてもよい清潔なタオルやキッチンペーパーを当てます。
2. シミの表面に台所用中性洗剤を原液のまま1〜2滴垂らします。
3. 歯ブラシやつまようじの柄を使い、上からトントンと小刻みに叩いてインクを下のタオルに移していきます。
4. タオルの当てる位置を変えながらインクが移らなくなるまで繰り返し、40度程度のぬるま湯ですすぎます。
数日放置して水性ペンの時間が経った汚れになってしまった場合や、染料が繊維に定着している場合は、水性ボールペンの洗濯用洗剤と漂白剤の併用が有効です。酸素系漂白剤(粉末タイプ)を40〜50度のぬるま湯に溶かし、30分から1時間ほど浸け置きした後に通常通り洗濯機で洗うと、見違えるほど綺麗に落とせます。