機器の買い替えを急ぐ前に、まずは物理的な見直しを試みたい。国内ネットワーク機器大手の株式会社バッファローをはじめとする専門メーカー各社は、機器の設置位置が通信品質に与える劇的な影響を繰り返し指摘している。
基本ルールは「床から1〜2メートルの高さ」「見通しの良い開放的な場所」、そして何より「電子レンジや金属製ラックから最低3メートル以上離すこと」だ。床への直置きやテレビの裏、棚の奥深くに押し込むレイアウトは、アンテナの指向性を殺し、わずかな干渉ノイズでも通信が破綻する引き金になる。設置位置をわずか数十センチ高くするだけで、受信強度が跳ね上がるケースは珍しくない。