フライパンを使った焼き方は、オーブンの予熱待ちがなく、思い立ったらすぐに焼き始められる手軽さが最大の魅力です。失敗しないためのステップを順を追って解説します。
ステップ1:捏ねと一次発酵(約40〜50分)
材料をボウルまたはホームベーカリーで捏ね上げ、生地温度を28℃前後に保ちます。ボウルにラップをかけ、生地が約2倍に膨らむまで温かい場所(30〜35℃)で一次発酵させます。
ステップ2:分割・ベンチタイム(10分)
発酵した生地を優しく台に取り出し、スケッパーで6等分(1個あたり約60g)に分割します。ガスを抜きすぎないように優しく丸め、濡れ布巾をかけて10分間生地を休ませます。
ステップ3:成形とコーングリッツまぶし
休ませた生地を手のひらで軽く押して平らな円盤状(厚さ約1.5cm)にします。霧吹きで表面を軽く湿らせるか、固く絞った濡れ布巾の上に生地を軽く当てた後、バットに広げたコーングリッツを両面・側面にたっぷりと押し付けるようにまぶします。
ステップ4:二次発酵(約20〜25分)
クッキングシートを敷いたフライパンの上、または型の中に生地を並べます。フライパンの蓋をして、生地が型の8分目(または厚みが1.5倍程度)になるまで二次発酵させます。※夏場は室温、冬場はフライパンをごく弱火で10秒だけ温めて火を消し、保温状態にするとスムーズです。
ステップ5:フライパンでの焼き時間とコツ
フライパンに蓋をしたまま、ごく弱火で7〜8分焼きます。底面にきれいなキツネ色の焼き色がついたら裏返します。裏返した後は、生地の上にクッキングシートを一枚敷き、その上から平皿や小さめのフライパン、鍋のフタなどを「重し」として乗せ、平らな形状をキープしながら弱火でさらに5〜6分焼き上げます。
この「重しを乗せて弱火でじっくり蒸し焼きにする」手法こそが、家庭のコンロで水分を逃さず、外側をカリッと香ばしく、中をもっちり仕上げる最大のポイントです。