撮影を終えた後、フィルムの粒子感をデジタルデータとして取り込み、スマートフォンへ保存するまでの流通・コスト構造を把握しておくことが重要です。全国展開しフィルム現像のインフラを支えているカメラのキタムラ現像料金と仕上がりを含め、主要なスペックと実勢データを下表にまとめました。
現在の市場動向を見ると、写ルンです現在の販売価格と在庫状況は、かつてのワンコイン(500円)時代とは大きく様変わりしています。フィルムの需要回復と世界的なサプライチェーンの制約から、家電量販店やコンビニエンスストアでは品薄による「お一人様1点限り」の購入制限が敷かれる場面も珍しくありません。価格帯も本体だけで約2,000円前後に達しており、現像とデータ化を含めると1本あたり約4,000円弱の総コストが発生する計算になります。1シャッターあたり約140円のコストがかかっている認識を持つと、適当にシャッターを切るミスを減らす動機付けにもなります。
写ルンです現像とスマホ転送手順は非常にスムーズです。カメラのキタムラなどの店頭カウンターに撮影済み本体を持ち込み、「現像とスマホ転送をお願いします」と伝えるだけで受付が完了します。ネガの現像処理が行われた後、受取票に記載されたQRコードを自身のスマートフォンで読み取るか、専用のLINE連携システムを利用して画像をクラウド経由でダウンロードします。プリント(紙の写真)を全枚数注文する必要はなく、スマホ転送のみを選択すれば現像代+データ化料金のみで済むため、費用を最小限に抑えつつSNSへ高解像度なフィルム写真を共有できます。