Q1:視力0.1からレーシックやICLの手術を受ければ、本当に1.5まで見えるようになりますか?
A1:網膜や視神経に疾患がなければ、術後に1.0〜1.5以上の裸眼視力を獲得できる確率は極めて高い水準にあります。ただし、術前の屈折度数や角膜の厚み、瞳孔径によって狙える目標視力は異なります。また、40歳以上の方の場合は、遠くを1.5まで過剰に矯正すると手元のスマホや書類が見えづらくなる「老眼の自覚」が前倒しで生じるため、あえて1.0前後に抑えるモノビジョン設定などが推奨されるケースもあります。
Q2:視力0.1のレベルで身体障害者手帳の交付対象になりますか?
A2:対象にはなりません。身体障害者福祉法における視覚障害の認定基準は、すべて「メガネやコンタクトで最大限に矯正した後の矯正視力」で判定されます。裸眼視力が0.1であっても、適切なレンズを装用して両眼の矯正視力が0.7以上出るのであれば、法的には健常視力とみなされます。矯正視力を用いても良い方の眼の視力が0.6以下にならない限り、障害認定の枠組みには該当しません。
Q3:視力0.1の人がコンタクトレンズを着けたまま仮眠・就寝するとどうなりますか?
A3:角膜感染症や角膜内皮細胞の不可逆的減少を招く極めて危険な行為です。角膜は血管を持たず、空気中の酸素を涙液を介して直接取り込んでいます。コンタクトを装用したまま瞼を閉じると角膜が深刻な低酸素状態に陥り、角膜上皮が剥がれやすくなります。そこからアカントアメーバや緑膿菌が侵入すると、角膜潰瘍を引き起こし、最悪の場合は失明や角膜移植が必要となる事例が報告されています。連続装用が認可された特殊レンズ以外は、短時間の仮眠であっても必ず取り外す必要があります。