京都市伏見区に本社を構える創味食品は、1950年の創業以来、一貫して「プロの料理人が認める本物の味」を追求し続けてきた調味料メーカーです。もともとは外食産業やホテル、料亭に向けた業務用調味料の卸売が主力であり、飲食業界の第一線で働く料理人たちから「創味の出汁や中華ベースを使えば料理のクオリティがブレない」と絶大な信頼を勝ち得ていました。
創業者から代々受け継がれる開発哲学の根底にあるのは、「コスト優先の原料配合は一切行わない」という妥協なき姿勢です。一般的な市販調味料がコスト削減のためにエキス類や人工調味料で味を調える傾向にある中、同社は厳選された鰹節の厚削り、北海道産利尻昆布、良質な豚骨・鶏ガラなど、「本物の天然素材から抽出する出汁」にこだわり抜いています。この徹底した品質主義が、飲食関係者を通じた口コミとなり、やがて一般消費者向けの家庭用市場へと波及していきました。
現在では家庭用の小容量パッケージがスーパーの棚を埋め尽くしていますが、中身の設計思想は業務用そのものです。料理研究家やフードライターの間でも「創味食品の調味料は、料理の腕前を底上げするチート級の完成度」と評されており、家庭で手軽に専門店の深いコクを再現できる点が、他社製品と一線を画す強力なアドバンテージとなっています。